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屋根融雪(瓦番)

システムの種類と比較

施工、安全性、燃費、あらゆる点で温水(屋根表面施工)タイプがお得!!

除雪、融雪を考えると人の手の及ぶ玄関周りや、駐車場などは散水(水をまく)、スコップやスノーダンプ、小型モーター付除雪車等で除雪、融雪できますが、屋根雪ともなると、ひと冬に何度も屋根に上がって雪降ろしなどできません。屋根から転落するなどの危険性、また、落とした雪の捨て場所、そして、雪降ろしに費やす手間や時間。屋根融雪を人力で行おうとすると、その労力は計り知れません。なんとか自動的に屋根雪を融かす方法はないものでしょうか? また、これから何世代、自分と子供達が何十年と住んでゆく家、そして何十年とお付き合いしていくご近所、 同時に高年齢化がすすんでいく私達の社会。 長い目で見れば今の内に自動屋根融雪装置を設置しておく方が安心ではないでしょうか?
現在、市販されている屋根融雪装置は大きく分類すると3つのタイプに分けられるようです。
散水方式、電気ヒーター、温水(屋根内部・屋根表面)方式がそれです。
施工方法や、操作性、コスト、メンテナンスなど、それぞれの長所、短所がありますが、条件を照らし合わせると、温水(屋根表面施工)タイプが群を抜いています。

散水方式

製品イメージ

地下水、またはボイラーで加熱したお湯を屋根に散水する方式

長所

  • 設備コスト、運転コストともに安い

短所

  • 地下水使用の場合、地盤沈下、冬季渇水がある。
  • すがもれ現象が発生しやすい
  • ムラ融けしやすい

電気ヒーター方式

製品イメージ

屋根下に設置されたヒーターに電気を通電し、その電熱量で雪を融かす方式

長所

  • 熱臀部の設置スペースが不要
  • メンテナンスがほとんど不要

短所

  • 屋根の葺き替えが必要となり、工期、コストが大きい
  • 運転コストが高い・熱ロスが多い

温水(屋根内部)方式

製品イメージ

ガス、または灯油を燃料とし、ボイラーによって加熱された不凍液が屋根下に張り巡らせたパイプ内部を循環して雪を融かす方式。

長所

  • 家の外観が変わらない
  • 板金の屋根の場合、温度ムラがない均一な融雪ができる

短所

  • 結露が生じる・屋根の葺き替えが必要なため、工期、コストが大きい
  • 補修メンテナンスができない
  • 熱ロスが多い

温水(屋根表面)方式

製品イメージ

ガスまたは灯油を燃料とし、ボイラーによって加熱された不凍液が屋根表面に張り巡らせたパイプ内部を循環して雪を融かす方式。

長所

  • 屋根の葺き替えが不要
  • 雪に直接熱を与えるので熱効率が大きい
  • 補修・メンテナンスが容易である
  • トータルコストが安い

短所

  • ムラ融けしやすい
  • 空洞化が起きやすく、融けにくくなる場合がある

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